山中温泉料飲業協同組合が10年以上前から企画している恒例イベント「ばるの細道」
実はお絵かきランは食べ歩きととっても相性がいいのです。
そこで松尾芭蕉スポットを巡りながら芭蕉の顔を描き、ばるチケットでランチやテイクアウトを利用し、締めは芭蕉の館で一句を読むという山中温泉の魅力を堪能するプランを考えてみました。
奥の細道

松尾芭蕉の600里(2,400km)にわたる旅の記録『おくのほそ道』
芭蕉は1689年夏、ここ山中温泉に8泊9日にわたって滞在しました。
ここまで長く滞在した温泉地はないようで、山中温泉にはたくさんの芭蕉スポットがあります。

芭蕉お絵かきラン

本日のお絵かきさんぽコースと芭蕉ゆかりのスポット。
観光しながら巡れるのが楽しいですね。

山中や 菊はたおらぬ 湯の匂 (芭蕉)
スタートは山中温泉菊の湯。
菊は芭蕉の句に由来しています。約5㎞のGPSお絵かき顔さんぽしゅっぱつ~

旧山中町ご当地マンホール
鶴仙渓のこおろぎ橋と山中温泉の起源となった白鷺が描かれています

行く先々に句碑がいっぱいあります。

芭蕉の道を通って芭蕉の顔を描きます。

ランナーでもある芭蕉珈琲のマスターが出迎えてくれました。


あやとりを模したデザインのあやとり橋。紅紫色の湾曲した鉄骨の骨組みがとってもアート。

「この川の黒谷橋は絶景の地なり、行脚の楽しみここにあり」と芭蕉が絶賛した散歩道

芭蕉が祀られている芭蕉堂。

苔むす岩にも句が刻まれています

山中温泉のシンボル、こおろぎ橋でゴルゴルゴール!

YAMANAKA やっちゃいますよね

どうです?短い距離ながらうまく描けたでしょう。
奥の細道 山中温泉コース 楽しい散策コースになっていますよ。
バルの細道

3枚つづりのチケットを買って、22店舗の中からお店を選んで食べ回りを楽しむシステム

お店選び迷いますね~。本日、3枚使い切る必要があるので1枚はお家で楽しむテイクアウトメニューかな。

どのお店にしようかな~。みんな真剣。

長樂さんのチーズ担々麺

芭蕉珈琲さんの鉄鍋ナポリタン

芭蕉珈琲さんのワッフル

みなそれぞれのお店でバルの細道グルメを堪能いたしました。
美味しゅうございました。
2022年はプレミアム(高級路線)で開催のようです。
ちょっと食べ歩きは難しいかもしれませんが、すっごく美味しそうですね~
芭蕉の館

SPORTS x ART & MORE
GPSアートはスポーツとアートの融合。そしてグルメで腹を満たした後は本日のテーマ「奥の細道」を体現。
芭蕉の館で俳句会です。

芭蕉の館の1室を貸していただき、俳句をしたためました。
みんな真剣。
作品発表

春ばるで 食べて描いて 芭蕉道
金沢から遥々(春ばる)山中温泉にきて芭蕉の通った奥の細道を食べ歩きしたことを句にしました。

東風に 扉を開けし 芭蕉珈琲
本日の強風で芭蕉珈琲の入り口の扉がぱたぱたとあおられていた様子を句にしたそうです。
春一番かな?東風は季語だそうです。

春の日に こおろぎの下 物想ふ
今日のお絵かきさんぽで「あなたはこおろぎ橋の下に捨てられていたのよ」とお母さんに言われたことを思い出したそうです笑

あるいて描く 芭蕉のかおに 山わらふ
達筆で読めない…。あるいて描くでいいのかな?
山わらふは3月の季語だそうです。

春光や 襟正し行く 子の背中
さすが己書師範。己書チックでしたためましたね。
山中を 食べて歩けば 芭蕉の顔
北國新聞で大きく取り上げていただき、一句詠んでいただきました。

本日の参加者の俳句です。力作ぞろいですね。
大賞は誰の手に!

おみそれいたしました。
山中温泉は、芭蕉と曽良との別れの地、石像は別れを惜しむ様子を表してるんですけどね
今回のコース
今回のコースはこちらからダウンロードできます。

今回は己書 かんな道場CHIKA師範に書のお手ほどきをしてみらいました。
CHIKA師範とは、ね、ね。ねこ展や白山市松任の丑🐮の書初めでコラボ企画しております。
関連記事もぜひご覧ください。


GPSアートおすすめ商品
本書はGPSアート読本が遂に発売!!作り方、楽しみ方やその魅力、さらには無限の可能性について解説しています。これを読めばあなたもGPSアーティストになれるかも。
私の作った作品も多数紹介していただいてます(^^♪
Tシャツはデザインや色を自由に選択でき、1枚から購入できる本サイトオリジナルです。
みんなでお揃いのTシャツを着ていると盛り上がるもの。ぜひ一緒にいかがでしょう!
\ Tシャツ購入はこちら /

コメント