テレビ番組MRO絶好調W「お絵かきさんぽ」でコンビを組んだうめけんさんとひょんなことから井波の町でGPSアート対決をすることに。
井波は日本一の木彫りの町として知られ、ノミだけで彫る「透かし彫り」という技法を使った立体的な彫刻は今にも動き出しそうな作品に仕上げられるという。
お互いが頭をフル回転させて出来上がった作品は偶然にも・・・
井波の彫刻といえばやっぱり龍でしょ
2022年の干支は虎、井波に相応しいのは虎でしょ
【審査員】井波の町に龍と虎。これは甲乙つけがたいなぁ
強大な力量を持ち、実力が伯仲する二人の英雄や豪傑を示す文言としても用いられ、そうした両者が勝負することを「竜虎相搏」、「竜虎相搏つ」という。
龍虎 – Wikipedia
美術における竜虎の組み合わせは古代中国より用いられており、その意味するところは『易経』にある「龍吟ずれば雲起こり、虎嘯けば風生ず」「雲は竜に従い、風は虎に従う」に由来するとする説がある。
どうでしょう!どちらも井波の瑞泉寺を起点としたGPSアート。甲乙つけ難い、ハイレベルな戦い。
まさに竜虎相搏。GPSアート対決では雌雄を決せず。
どちらのコースがテーマに沿った絵をかけているか!?
井波と庄川で描いた龍と今年(2022年)の干支でもある虎、それぞれのコースを実走し、いかに町で虎または龍を発見できるか、の勝負に。果たしてたくさん見つかるのでしょうか?
道の駅 井波
道の駅 井波
巨大な木彫りの七福神。これだけでも井波の彫刻に対する思い入れが感じ取れます。
幸先よく巨大な登り竜が。手に持っているのはドラゴンボール?
道の駅井波に隣接する井波彫刻総合会館の前には十二支の干支の彫刻が。
もちろん龍と虎もあります。確かに今にも動いて出てきそうな彫刻ですね。
龍vs虎 (=^・^=)
龍の彫刻
井波の町にはいろんな彫刻がおおいんですが、特に龍の彫刻が半端ない。
バス停も龍の彫刻
これだけ龍に溢れていたら。これは今回の勝負もらったかな!?
木彫りにゃんこ
井波町八日町通りでは木彫りのにゃんこがいっぱい。なんと30体ほどあるみたい。
虎=にゃんこ判定がついたら、逆に形勢不利になるかも(;^_^A
新聞を読む猫
富山新聞販売井波センターの軒先にいました。
なぜ金色の猫かというと・・・
よく見てください、新聞記事を。日本が金メダルを取ったという新聞を読んでますよ。凝ってますね~(=^・^=)
酒を呑む猫
お酒を徳利から杯に注ぐ猫、寝ながらなんてこれまた粋なポーズ。
もちろん酒屋さんの軒先です。
旧庄川町エリア
富山三大仏に数えられる庄川大仏。(他は高岡大仏・小杉大仏)
地名にちなんで金屋大仏ともいうそうな。
そういえば、慶長16年(西暦1611年)、加賀藩主、前田利長が高岡へ入城した際、城下町を繫栄させるため産業政策として、ここ金屋から7人の鋳物師を招いたことが高岡銅器の始まりとなったとか。
すわ、この大仏もきっと鋳物銅器でできている?…かと思いきやこちらはコンクリート製だとか。
実は庄川町は今はコンクリート産業で栄えているそうです。歴史は移り変わるもんなんですね(#^^#)
龍の紋々
大仏の裏に回ると龍の紋々が。
庄川にも龍がいました。
高岡の大仏を巡った記事はコチラをご覧ください。
庄川峡
龍を描くには、蛇のように体をうにょうにょさせる必要があります。
そういう場合には、川を走るにかぎる。
庄川峡の観光拠点、ここ庄川水記念公園周辺は楽しい見どころスポットがいっぱい。
クイズを解きながら川沿いを走るので、地元のことを知ることができるんです。
厄払いの鯉の放流
厄年の男女が鯉に御神酒を飲ませ、庄川に放流して開運長寿を願う文化13年(1816年)から200年以上も続いている庄川の伝統行事だとか。
鯉恋の宮
こいっぴは、8月2日生まれの獅子座。好きなものはゆずソフト。
どんな事にもめげない明るい性格で「縁結び」が特技
ぷくっちは1月7日生まれの山羊座。好きなものはゆずおにぎりでお酒はたしなむ程度だそうな。
優しい性格で「厄払い」が特技
キャラクター設定が細かいですね~
庄川の名産「庄川ゆず」が好きなものになっているところはさすがです。
お神酒を飲む鯉をモチーフにした水道の蛇口が取り付けられていました。
うーん、こういう写真の撮り方であっているのでしょうか?
タイタニックポーズ…ではなく、押すなよ押すなよポーズ
井波にもそんな彫刻ありました笑
道の駅庄川で地域の名産、ゆずソフトを食べながら一休み
庄川から井波へ
昭和な商店街
道中には昭和を思い起こす商店街も
コンクリートの町、庄川。こんな建物もその名残なのかなぁ。
地域産業まで興味がわいてくるご当地お絵かきラン。なかなか奥深いです。
平成の市町村大合併で、井波町は→南砺市へ、庄川町→砺波市になったんでした。
ご当地マンホールもいろんなマンホールありましたよ
瑞泉寺
井波のメイン建造物である「瑞泉寺」
伽藍・山門・太子堂には、200本の彫刻が刻まれています。井波の彫刻は瑞泉寺の改修で養われてきたのでしょう。
明治の初期、瑞泉寺の大火であわや山門に燃え広がるかと思った瞬間、不思議なことに山門の木彫の「龍」が飛び出して近くにある井戸水を勢いよく噴出して延焼をくい止めたそうです。
なるほど、彫刻から飛び出るほど精巧な龍は、実際にリアル世界に飛び出したんですね。
それで井波の町は龍で溢れているのですね。
こちらが実際の山門の龍。この龍が大火から延焼を食い止めたんでしょうか。
実際に火を消す龍の彫刻もありました。口から水を放流しているんですね。
その他コースの見どころ
田舎まんじゅう
氷砂糖をつかった甘さ控えめ純なあんこがとっても美味しかったです。
おっと写真はくりでしたね。
なでぼとけ寺(八乙女寺 金城寺)
この仏さまもとってもかわいいんですが、天女さまの御朱印がとってもかわいいそうです。
松島大杉(井波城)
瑞泉寺は越中一向一揆の拠点で井波城として築かれていました。天正9年(1581)、瑞泉寺は佐々成政との戦いで敗れてしまったのですが、松島大杉はその時代以前からあったそうな。
ひげを描きに山の中腹まで登りました(^^♪
龍のコース
本日のコースはこちらからダウンロードできます。
虎
龍のコースでだいぶん尺を使ってしまったので、虎のほうはダイジェスト版で。
井波の町の建築設計事務所に竜虎の欄間が飾ってありました。
さすが彫刻の町、井波。虎もけっこういっぱいありました。
しかし寅年のわりに虎が少ない。。。
とら、トラ、TORA…、干支の時計に電柱の虎柄まで。。。
だんだん姑息な手を使うように(#^^#)
そしてゴルゴルゴール
本日のコースはこちらからダウンロードできます。
実は瑞泉寺には虎之間があり、虎の掛け軸があったそうな。
ここに立ち寄れば猫スポットとあわせて虎に軍配あがる可能性あったかもね~
さて今回の龍虎のGPSアートの戦い、どちらのコースが良かったでしょうか?
どちらのコースもおすすめです。ぜひ走ってみてくださいね。
おまけ
爆盛り
道の駅井波は、爆盛りでも売り出し中。
対決で雌雄を決しなかった場合には爆盛り対決で決着をつけてもいいかもしれません。
ただいま対戦者募集中です
すごい破壊力ですね。もちろん完食しましたけど。
世界遺産 道宗道トレイルラン大会
第1回 世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン大会に出場した時に作った動画です。
ゴールはここ瑞泉寺
つるつる滑ってほんと下りは大変でした。踏ん張ると足も攣ったりして。。。トレイルの洗礼を浴びました。
よろしければyoutubeご覧ください。
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