RUGBY GPS RUNでラグビーとランニングの異色のコラボ
「金沢の町にでっかいトライ!元気と熱気を取り戻そう!!」
日本中が盛り上がったラグビーワールドカップ2019日本大会。
金沢駅でパブリックビューイングが開催されるなど、石川県でも大いに盛り上がりました。
これを絶好の機会にラグビー人気の拡大を、といった矢先に新型コロナウイルスがまん延。あの熱気が一気にしぼんでしまった様相・・・
ラグビーの競技人口は20年前と比べると年々、右肩下がり。
「きつい」「汚い」「危険」という3Kスポーツのイメージから、とっつきにくいスポーツであることは確か。ただ近年では鬼ごっこ感覚で楽しめるタグラグビーもあり、ラグビーに触れ合うきっかけさえあれば、大人でもきっと童心にかえって楽しいはず。
ちょっとでも興味がわいてくればテレビを見てくれたり、競技場に足を運んだりしてくれるかも。
学生時代、社会人とずっとラグビーをやってきた私にとっても、あのラグビーワールドカップの熱気を活かせないことが残念でもあり、何か自分にできることがあればチャレンジしてみたい…
実はこのコロナ禍で競技人口を大きく伸ばしているスポーツがあります。
そう、ランニング!老若男女だれでも手軽にできるスポーツ。そして体力がついてきたランナーは何事にも興味旺盛。
そこでとっつき易いランニングととっつき難いラグビーの掛け合わせてみたらどうだろう。ラグビーのGPS RUNをしながら、ランニングの途中でちょっとラグビーに触れ合う機会を作ってみる。とりあえずボールと広場があれば、ラグビーはできるのである。
そういうことから、新しい何かが生まれるのではないかと。
というわけで企画しました、RUGBY GPS RUN
ランナーとラガーマンに参加を呼びかけ、金沢市広坂町・いしかわ四高記念公園にあるラグビー発祥の地の碑をスタート。金沢城公園では、ランナーにラグビーを体験してもらう。そしてみんなで協力しながら走り切り、金沢の町にトライを決める姿を描きたい。
イントロダクションから、大きなアドバルーンを上げちゃいましたが、さて参加したランナーはラグビーを楽しめたのでしょうか?
ラグビーの発祥
ラグビーの発祥は1823年、イギリスのラグビー高校でエリス少年がフットボールの試合中、ボールを持ってはしったことがきっかけであるとされています。
当時のフットボールは、まだルールがあいまいで地域によって少しずつルールが異なっており、ラグビー校ではボールをキャッチする時などにボールを手で扱うことは許されていたものの、ボールを持って走ることは反則で禁じられておりました。
この動画が秀逸でラグビーの起源がよくわかるので、まずはこちらをご覧ください。
では日本のラグビーのルーツはというと、1899年慶応大学の英語講師、E・B・クラーク(英国人)が学生たちにラグビーを教えたのがはじめとされていました。
されていましたというのは、1866年外国人居留地があった横浜で西洋人らによりラグビーチームが結成されたということが最近になってわかり、アジアでのラグビー発祥の地とイギリスの世界ラグビー博物館に認定をされたようです。
先ほどのエリス少年のラグビー発祥動画を見てわかるとおり、当時はラグビーとサッカーの境界があいまいだった時期で、残っていたそのチームの活動のイラストがラグビーであると判別がついたため、アジア最古として認定されたということです。
ラグビーとサッカーはルーツが同じということを、実感できる出来事ですね。
ちなみに関西ラグビー発祥の地は京都。
京都大学の全身である第三高等学校が、日本で2番目に蹴球部(ラグビー部)を作ったそうです。
関西の地ではじめて練習した場所だということで下鴨神社には、ラグビーボール型の賽銭箱が。
京都いったときにはぜひ立ち寄りたいっ♡
では石川県のラグビーのルーツはというと
1920年代に、金沢大学の前身である第四高等学校で自然発生的に生まれたという。
金沢の中心部、四高記念公園には四高ラグビー部の部室があったあたりに石川県ラグビー発祥の地の碑が建てられています。当時の部員は泥んこになった体を近くの広坂の用水で洗い流していたとか。
古き良き時代ですね。
写真で見る第四高等学校
https://library.kanazawa-u.ac.jp/files/event/shiko120/pictures.htm
第四高等学校開学120周年記念イベント
学都の心を再び
RUGBY GPS RUN
スタートは石川県ラグビー発祥の地
今回は金沢のラグビーチーム、金沢BLUE BAYSの皆さんにもご参加いただきした。
いざ、出発~
新しくできたスギ薬局近江町店には昭和8年の当時の町の写真が掲示されていました。
近くの第四高等学校でラグビーの試合が頻繁に行われていた時代です。
古い史跡を巡りながら、ノスタルジック気分に。
ラグビー体験
金沢城に到着。ここでランナーの皆さんにラグビー体験をしてもらいたいと思います。
金沢市のラグビーチーム、金沢BLUE BAYSの皆さんにコーチしていただきました。
思い起こせば?十年前、ここは金沢大学城内キャンパスのラグビーグランドでした。
楽しい思い出、きつい思い出がいっぱいつまった場所なんです。
スクラム体験。思ったよりきっつ~~
ラインアウト体験。浮遊感はたまんないですね~
ラグビー烏
石川県高校ラグビー界では古豪と称される金沢二水高校ラグビー部。
金沢市長土塀1丁目の穴水町児童公園は、金沢二水高校が創設された地。同校出身者で記念写真を撮っていると、摩訶不思議な現象が。
なんとラグビーボールを口にくわえたカラス。
しかもラグビーのGPSアートを作っている最中に。。。こんな偶然ある???
動画もありますので、ラグビーの神様が舞い降りた瞬間をしかと見届けてください。
ゴール
ゴルゴルゴール!今回のRUGBY GPS RUNを動画編集しましたのでご覧ください。
実は今回のこのビデオ、ラグビーワールドカップ2019・東京2020オリンピックパラリンピック成功を祝う会(金沢二水高校ラグビー部OB会)にて流していただきました。
ラストの「スクラム組もうぜ!BUILD ONE SCRUM」は大好きなフレーズです。
みんなで盛り上げていけたらいいですね。
このケーキ、すごいでしょ。ラグビー部の先輩がこの日のために作ったんです。
サン二コラ、地元でも有名なお店です。
カナラグ(ラグビー体験教室)
翌週には金沢市主催のKANARUG(ラグビー体験教室)があり、今回もラグビーチーム金沢 BLUE BAYSさんがサポート役。私も応援で参加いたしました。
ありがたいことに、今回のラグビー体験教室では私のGPSアートの紹介もしていただきました。
なんと今日のラグビー教室を指導してくださるのは、ラグビー元日本代表の斉藤祐也さん。
FWらしからぬ?華麗なステップは当時から憧れでした。日本人FWとして初めてとなる、フランスプロリーグに単身挑戦されるなど、ラグビー界をけん引するパイオニア。
ラグビーワールドカップ日本大会の直前に放送された大ヒットドラマ、ノーサイドゲームでもテレビ出演され、今も多方面で活躍中です。
ラグビーのGPSアート色紙にサインいただきました。
北陸はラグビー不毛の地ではありますが、ラグビーのGPSアートを金沢の町に大きく描いて
先日も、マラソン川内優輝選手に同じようにサインいただきまして、これから作ったGPSアートにご本人からのサイン、コレクションしていきたいと思います。(#^^#)
ラグビー試合情報
石川県ラグビー協会 創立70周年記念試合
オール早稲田 vs オール石川 令和4年3月20日(日)開催です。
クラウドファンディングもやっています。
あの感動をもう一度!ラグビーワールドカップ2019日本大会では多くの方が涙した事でしょう。学生界トップクラスの早稲田大学ラグビー蹴球部を招いた招待試合を企画しています。対するはオール石川選抜。石川県で育ち全国で活躍する郷土代表との対戦は迫力満点の試合になる事間違いありません。是非、目の当たりにして心を震わせてください
https://camp-fire.jp/projects/view/530375
大会を盛り上げるために各種イベントも企画しており、その費用のためのクラウドファンディングを公開しました。リターンの目玉は300個限定オリジナル九谷焼マグカップと太田尾監督の講演会です。是非、下からアクセスしてご支援ください
今回のコース
今回のコースはこちらからダウンロードください。
BUILD ONE SCRUM 同様、ONE TEAM ももちろん大好きなフレーズです。
トライアスロン珠洲、Rタイプ(スイム・バイク・ランのリレー)にツエーゲン木越で優勝した時、ONE TEAM のメッセージランで結束を固めました。
ONE TEAMのGPSデータはコチラから
世界のラグビーのGPSアート。さすが世界のラグビー、壮大なスケールですね。
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