毎年、6月18日と11月18日はおにぎりの日。
その由来は、ここ石川県中能登町で「日本最古のおにぎり」が出土したことから。
中能登町、かっておにぎりで町おこしが盛んに行われたようですが、現在はちょっと下火に。
かわりに現在、町おこしで注目されているのは、トレランの第1人者・鏑木毅さん監修の中能登トレジャートレイルラン
そして中能登町はランニングが盛んな町。中能登中学は2021年の全国中学駅伝で3位の強豪校になるなど、ジュニアの陸上がむっちゃ強い!
そこでおにぎり×トレイル×ランニングを掛け合わせれば、町おこしにつながるのではと。
今回は、おにぎりお絵かきランとお絵かきトレイルランの2部構成で楽しんできました。
その模様をご覧ください。
おにぎりお絵かきラン
おにぎりコースは中能登町内で描く10㎞のコース。
果たして道中には何があるのでしょうか?!
道の駅 織姫の里なかのと
今回のおにぎりお絵かきラン、集合場所は道の駅 織姫の里なかのと
~自然と人が紡ぎだす、「なかのと」旅の思い出。~
道の駅 織姫の里なかのと
石川県中能登町。それは織姫の里。自然という縦糸と、ふれあいという横糸が、あなたの思い出を美しく彩ります。
中能登町は繊維産業が盛んな町で、織物のまち 中能登として発信しています。
明治から昭和初期頃、このあたりは能登縮「能登上布」の一大産地であり、当時は質・量ともに全国一を誇っていたそうです。
オリジナルTシャツ制作で有名なUp-Tも、ここ中能登町の丸井織物さんが運営しています。
ちなみに「能登上布」は、約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で機織りを教えたことに始まるとされ、神話となっています。
中能登町にある能登比咩神社ではこの二人の織姫さんを祀っているんだとか。
おにぎりの里 中能登町
「日本最古のおにぎりが出土した町」
1987年に弥生時代の遺跡、杉谷チャノバタケ遺跡から「おにぎりの化石」発見されました。
学術的な正式名称はチマキ状炭化米塊というらしい。
道の駅では、地元の食材を具材に使った、オリジナルおにぎりが販売されています。
おりひめとおにぎりで町おこしをはかってるんですね。
ジャーン!これが日本最古のおにぎり!
ちょっと、う〇こに見えなくもない(#^^#)
それではおにぎりの里 中能登町
おにぎりお絵かきランに出発~
ふるさと創修館
6月18日はおにぎりの日。
コース上のふるさと創修館でおにぎりルーツ展をやっていました。
実は、今回のおにぎりお絵かきランコース、ニュースで知って急遽作りました。
館内にはおにぎりの着ぐるみが!!
むかしむかしおにぎりは…
むかしむかし中能登町では、このおにぎりが地域の賑わい創出になっていたそうです。
なんとおにぎりの化石が神棚で祀られておりました。
後ろにそびえているピラミッド、実は中能登町のイベントで使われた巨大おにぎり制作用の木枠。
当時の町のイベントでは、大変盛り上がったみたい。
ちなみにおにぎりに関係する日は、実はこんなにたくさんあるんだとか
- 1月17日 おむすびの日(阪神淡路大震災の炊き出しボランティアに感謝の意を込め)
- 6月18日 おにぎりの日(中能登町でおにぎりの化石が発見された日)
- 10月8日 焼おにぎりの日(冷凍食品ニチレイフーズが行楽シーズンにあわせて制定)
- 11月18日 おにぎりの日(米という漢字が「十」と「八」に分解できるから。いい米)
- 11月24日 和食の日(“いい日本食”の語呂合わせ)
またおにぎりで町おこししてみませんか?
おにぎりお絵かきランをするタイミング、いっぱいありますね
おにぎりのご当地マンホールまであるらしいです。
これは探さなきゃ。
中能登町一青
ハナミズキで有名な台湾出身の歌手の一青窈さん、一青窈さんのお姉さんで俳優の一青妙さん。
実は二人のお母さんは、ここ石川県中能登町(旧鳥屋町)出身なんです。
そしてここ一青姉妹のお母さんの生まれ育ったこの地は、一青という集落なんです。
一青という地名は平安時代からあると言われ、このあたりに生息していたホオジロの古名 巫鳥(ヒトド)に由来しているとか。
ちなみに日本には神鳥(ヒトト)という地名もあるそうです。そしてここは、旧鳥屋町
この地は、神の使い・幸せの青い鳥という素敵なイメージが膨らみました。
映画 ママ、ごはんまだ?
映画のあらすじ
台湾人の父・日本人の母の間に生まれた一青妙、一青窈。
20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳を見つけ、妙と窈は一青家のルーツ中能登町の母の墓前で母の秘密を知ったのである。
そして家族のもう一つのふるさとである台湾へと向かうことに・・・
これ以上はネタバレ注意のため(#^^#)
映画 「ママ、ごはんまだ?」のロケ地巡り
ここ良川駅もその一つです。
信光寺、なんとなく台湾風建築に見えますね~
中能登町に伝わる二人の織姫、一青姉妹、台湾などいろんなものが繋がっているように思えてなりませんでした(#^^#)
この片持ちで支えている門もすごい!
旧鳥屋町ご当地マンホール。
石川県の真ん中に鳥屋町が描かれています。斬新ですね!
カフェ食堂れんげや
道の奥まったところに古民家風の隠れ家的なお店を発見。
開店前でしたが、ちょっと覗かせてもらうと…
店内はとっても素敵なお店でした。
「能登のお米・能登の野菜・自家製の糀調味料」にこだわったお店とのこと
クリームいっぱいのマリトッツォも(#^^#)
おっと今日はおにぎりお絵かきランでした。
おにぎりのメニューもあるかな?今度ゆっくり食べに行こっと。
ゴール
ゴルゴルゴール!
中能登町にでっかいおにぎりを描くことができました!
巷ではパンノヒトが流行っていますが、実はオコメノヒトも立ち上がったらしい。
ぜひおにぎりお絵かきランコースご活用ください笑う
コースはコチラのサイトからダウンロードできます。
石動山お絵かきトレイル
日本トレイル界の第一人者、鏑木毅さんもコースの素晴らしさを絶賛する中能登トレジャートレイルラン。
”世界農業遺産「能登の里山里海」であなただけの宝物を見つけよう”をスローガンに、毎年11月初旬に開かれています。
今回はそのコースでお絵かきトレイルラン。何が描けるのでしょう!
石動山
石動山は泰澄によって開山された、白山と並ぶ一大霊地。
明治時代まで1000年以上にわたり、多くの修験者たちが山ごもりをしていた信仰の山。
最盛期には約360の坊があり、約3,000人が修行していたとか。
すごい規模ですね。
今回は1000年以上の歴史のある遺構を巡ります。
これがお絵かきトレイルコースの全体図です。
描くもの見えてきましたかね?
それではもっとわかりやすくこちらも
何を描くか分かったかな?
登山口の伊須流岐比古神社には湧き水がありました。
あとでヤマメシを作る予定なので、この霊水でお米を炊こう。
この道幅の広い石段が、かって大規模な修験場だったことを思い浮かばせます。
3000人いたとは考えられないほどの山中ですが!
紅葉はとってもきれいだろうな~
石動山山頂に到着。
大御前とよばれ、社がありました。
能登随一のブナ林。低山なのにブナ林が広がっているのは珍しいそうです。
紅葉シーズンは最高ですね!
展望台。晴れたら日本海の絶景が広がっているのにな~
何か歴史を感じさせますね~
天平寺・大宮坊でゴルゴルゴール
ここは数多くあった坊の中でも、最も権威と格式を誇るお坊だそうです。
ちなみにこの獣らしきもの、皆さん何に見えますか?
モーチフは七尾の青柏祭、猿神退治伝説に登場したしゅけんという狼です。
実は「しゅけん」は、修験者の山伏という説もあります。
修験の山、石動山にぴったりかと。
※ しゅけんについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
お絵かきランはこのように意味付けしていくと、楽しみの幅が広がります。
自己満足って大事ですね笑
ヤマメシ
先ほどの湧き水、「石動山のブナの雫」でご飯を炊きました。
そして、本日1部で描いたおにぎりお絵かきラン
2部でトレイルお絵かきランした後、ヤマメシで米を炊いておにぎりを作りました。
2部構成でおにぎり×トレイル×ランニングが完結!
(自己満足笑)
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