【金沢とチューリッヒの意外な関係】ランニングシューズが結ぶご縁でお絵かきラン＃OnFriends

2022年4月9日2022年9月23日

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スイスはチューリッヒで生まれのランニングシューズ＆アパレルブランドOn。
Onはおしゃれでスタイリッシュ、高級イメージがあります。
またトライアスリートでもOn愛好者が多く、また＃OnFriendsのハッシュタグSNS投稿によるOnユーザー同士のファン交流など、ランニングシューズ界のアップルとも評されるのも頷けます。

しかもOnが生まれたチューリッヒと金沢は共通のつながりも。

金沢は、前田利家が天文11年（1583年）に金沢城に入城して以降、440年戦火にあっていない世界でも稀にみる都市。
しかも江戸時代では加賀百万石の日本一の大藩、人口は10万人を超え、江戸、大坂、京都に次いで全国で4番目の大都会、加賀藩は文化芸術を奨励し、今現在も金沢の街は文化芸術を大切にする町として根付いています。

同様にチューリッヒも400年以上戦火にあっていないヨーロッパ唯一の都市といわれ、スイスの最大都市。金沢と同じく文化芸術が盛んな都市。

そんなチューリッヒで生まれたOnが2021年10月21日」が日本の地名「金沢」を冠したシューズを発売しました。
デザインのモチーフはなんと金沢駅。むっちゃおしゃれですよね～

普段使いや旅行で活躍するハイブリッド・アウトドアシューズ〈Cloudaway〉、その機能はそのままに、旅の「通過点」でなく「目的地」になり得る特別な場所、北陸新幹線の終点「金沢駅」からインスピレーションを得た限定エディション、〈Cloudaway Kanazawa（クラウドアウェイカナザワ）〉。
金沢の陶器や螺鈿細工といった伝統工芸に敬意を表し、二層のアッパーのつなぎ目であるモカシンステッチにメタリックな素材を採用。ホワイトやシルバーを基調とした配色は、本来のスタイリッシュなシルエットと融合することで、新幹線を連想させるデザインに。金沢駅のガラスを多用した近代的な駅舎と、能楽で用いる伝統楽器を象った金沢駅の鼓門との対比にインスピレンを受けたモデルとなっています。
On Cloudway Kanazawa – Hybrid Outdoor Shoes

購入を検討しようと思ったら品切れでした。人気なんですね～
公式ページを見ると、このOnの Cloudway Kanazawaを履いて、金沢駅やひがし茶屋街、浅野川、片町を巡って撮影してる模様。
ならばならば、On Cloudway Kanazawaのロケ地巡り、Onお絵かきランをやってみようではないか。

Onお絵かきラン　スタート

というわけでOn愛好者が集まりOnお絵かきラン。
同じブランドで揃えたからにはやるでしょう、これ！

あれ、だれか一人だけ偽物が…

石川さん

それではOnお絵かきランに出発～

金沢の町中でOn発見

またもやOn発見。

いや、ON・・・ONE？おねえでした笑

金沢駅

2011年にはアメリカの旅行雑誌「トラベル＆レジャー」のWeb版にて、世界で最も美しい駅14選の6位に選出された金沢駅。
私の買ったモデルはOn Cloudaway Kanazawaではありませんが、写真の構図を真似てみました。
青と白とオレンジのデザインがいい感じで映えてます。

ちなみに加賀前田家は金沢五社を配置することで結界をつくり金沢という町全体を守護していたとのこと。金沢の街には金沢駅のもてなしドームの天井や金沢城の石垣など五芒星が散見されます。

金沢市南部に強力なパワースポット・前田家墓地を頂点に五社を結ぶと金沢城を中心とした見事な五芒星が現れる。配置をみると金沢城の鬼門の方角は二社で鬼門を固めた強力な結界。しかも城下町にはサムライの顔まで描かれるように作られています。金沢が440年も戦火にあっていないのは、この結界によるものなのか…

ちなみにチューリッヒの駅（チューリッヒ中央駅）も素敵な駅でした。
ドイツ、イタリア、フランス、オーストリアともつながる国際列車のターミナル駅なんですね。

金沢で人気急騰中

やかんの上にOn。
Onのお絵かきラン、金沢で人気急騰中！かも(#^.^#)

宇多須神社

宇多須神社 718年（養老 2年）の創建で、加賀藩の藩祖・前田利家公が亡くなると、1599年（慶長 4年）二代・前田利長公は徳川家康公をおもんばかり、この宇多須神社に利家公をを密かに祀っていたそうです。

明治時代になって幕府の目を気にする必要がなくなったため、尾山神社に利家の神霊を遷座しました。

境内には忍者が何体かいますよ。ぜひ見つけてくださいね。

宇多須神社奥宮

Onの上部の斜め線の部分は、宇多須神社→宇多須神社奥宮のきっつい登坂になります。

奥宮まで来ると折り返し。金沢市内が一望できます。プチ達成感が得られますよ～

今も6月頃、1年に1度「毘沙門」さんが、宇多須神社から奥宮へお上がりになる「お上がり」、9月頃奥宮より宇多須神社へお帰り戴く「お下がり」の神事があるようです。

Onお絵かきランはこの「お上がり」「お下がり」を一度に体験できます(#^^#)

東山菅原神社

東山菅原神社はひがし茶屋街の鎮守と知られています。

ひがし茶屋街には多くの芸妓で賑わい、芸妓の鎮守として菅原道真公をお祀りしたことが始まりとされているんですね。実はここの神社もパワースポットとして人気なんです。

良縁の松

まず、鳥居をくぐると看板が。
右のアカマツを女とし、左のクロマツを男とし、昔は参道に両方の松が並んで植えられ、間を通ると良縁に繋がると言い伝えがあります。

なるほど、右が男、左が女

二体ある狛犬、それぞれ股間をチェックしてください。
ここの狛犬、あれがついてるんです。右がメスの狛犬、左がオスの狛犬。そういうことか～～
オスの狛犬さんの頭をなでると、女性は幸せになれると言われているんですよ～

そして境内に祀られている「陽石」は男の象徴とされ、こちらも女性がなでると幸せになれると言われています。

芸妓の鎮守、東山菅原神社。確かに男と女のPower Onスポットと言えるかも(#^^#)

松山寺　卍（加賀八家・横山家）

金沢市指定文化財に指定されている松山寺の山門。坂好きランナーの聖地、八坂のたもとにあります。

文政五年（1822）「再建惣門」と書かれており、年代がわかる貴重な遺構とか。
なるほど、冠木（鳥居や門の上方にあって，両方の柱を貫く横木）をよく見ると確かに卍を崩したような古い装飾が・・・。いや、よく見ると瓦には卍の紋様がたくさん。

最近、東京卍リベンジャーズを見まくった筆者としては、この卍の由来がとっても気になる。

加賀八家　横山家

こんな古い山門になぜ卍が！？
気になって調べると、松山寺は慶長4年（1599）横山長知が創建したということで、横山長知は前田利家と徳川家康の間の溝を埋めた功績があり、加賀藩の大名家老・加賀八家として活躍したとのこと。この「卍紋」を家紋としたとされている。
さらに嫡男・康玄が、キリシタン大名の高山右近の娘を正室に迎えたことから、キリシタンが十字架の代わりにした「卍紋」を使い続けたとのこと。ちなみに金沢城の石垣にも卍がたくさん刻まれていますよね。まじ卍

ちなみに松山寺には平和観音もあります。八坂チャレンジの前に平和を祈りましょう。

旧陸軍施設

コース沿いにはひときわ映えた建物が目に入ってくる。2020年10月にオープンした国立工芸館。

明治後期に建てられた木造の旧陸軍施設「旧陸軍第九師団司令部庁舎」と「旧陸軍金沢偕行社」を移築したもの。

金沢は陸軍第９師団司令部があり、日本海側最大の軍都でした。
富山や福井は空襲があったのに、金沢は空襲がなかったのは謎であり、ほんとう奇跡としかないと言える。

そのおかげで昔の町並みや入り組んだ道がそのまま残り、特徴的なGPSアートが描けるのである。

400年以上戦火にあってない金沢とチューリッヒは平和都市として発信していかないとね。

われわれのふるさと金沢は、幸いにして戦火にさらされることなく、平和のうちに固有の伝統文化を築き上げてきた都市である。この貴重な文化遺産を守り、後世に伝えていくことは、われわれ市民に課せられた使命である。
世界の恒久平和と核兵器の全面禁止･廃絶は、人類すべての願いであり、われわれはその実現に向けて不断の努力をしていかなければならない。
わが金沢市は、既に世界の各都市と姉妹友好都市提携を行い、市民交流と友好親善の増進に努めているところであるが、世界平和と人類の限りない繁栄を希求し、金沢市が永遠の平和都市となることを内外に宣言する。
平和都市宣言 (昭和60年12月21日議決)